口の後遺障害について

口の後遺障害について説明します。口の後遺障害の症状の主なものとしては「歯が折れたりかけたりしてしまう」「うまく話せなくなってしまう」「物が食べられなくなってしまう」「味がわからなくなってしまう」等が挙げられます

咀嚼咀嚼・言語機能障害の等級認定についてですが、一番重いもので1級2号にあたる、「咀嚼と言語の両方の機能を廃したもの」、一番軽いもので10級3号にあたる「咀嚼または言語のいずれかの機能に障害を残すもの」となり、症状と程度に応じて6等級に分かれます。歯牙の障害については一番重いもので10級4号に当たる「14歯以上に対し歯科補綴を加えたもの」一番軽いもので14級2号にあたる「 3歯以上に対し歯科補綴を加えたもの」となり、症状と程度に応じて5等級に分かれます。その他には嚥下障害や味覚の逸失、減退や、気管力ニューレの抜去困難症となった場合も口の後遺障害として等級認定を受けることができます。

歯牙の障害の場合、認定を受けるためには失った歯が3本以上でなければならない点、親知らずや乳歯は対象とならない点に注意が必要です。また、嚥下障害や味覚の脱失・減退は、頭部外傷に寄るケースもありますので、脳神経外科等の診断が必要となる場合もあります。


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首の後遺障害について

首の後遺障害について説明します。交通事故によって首に外傷を負った場合、頸髄損傷によって身体の麻痺や感覚障害、尿路障害などの後遺障害が残ったり、頸髄を損傷していなくても、首の痛みや手足のしびれが残ったりする場合があります

後遺障害頸髄の損傷に寄る後遺障害は症状の程度に応じて3等級に分かれています。一番重いものは1級1号にあたる「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」となっており、麻痺の程度と要介護の程度によって認定されます。一番軽いもので3級3号にあたる、「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの」となっており、軽度の四肢麻痺や中等度の対麻痺が認められればこれに認定されます。

また、交通事故でよく聞くむち打ち症も首の後遺障害のひとつです。むちうちは正式名称ではなく、「頚椎捻挫」、「頸部挫傷」、「バレ・リュー症候群」、「外傷性頸部症候群」などと診断されます。むち打ち症の症状は、首の痛みや手指のしびれ、肩こり、吐き気、頭痛などがあります。等級認定に関しては、労働能力喪失率と労働能力喪失期間を参考に決定します。むち打ちは他覚所見がないなどの理由で後遺障害として認められないケースも多いため、医師の診断とレントゲンなどの写真等、資料をしっかりと集めるようにしましょう。


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上肢機能障害について

上肢の後遺障害上肢の後遺障害について説明します。上肢とは簡単に言えば腕と肩のことです。正確には、鎖骨、肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨の5つの骨で構成されており、この部分の骨折や脱臼、神経麻痺などによって後遺障害が引き起こされます。また、肩が上がらない、腕が曲がらない、もしくは上がりにくかったり、曲がりにくかったりという可動域の症状も後遺障害に含まれます。

上肢の後遺障害の認定基準は「欠損障害」「機能障害」「変形障害」の3つに分かれます。欠損障害というのは文字通り上肢の一部が事故によってなくなってしまった場合のことを指します。一番重いもので「両上肢をひじ関節以上で失ったもの」一番軽いもので「片方の上肢を手関節(手首の関節)以上で失ったもの」となっており、程度に応じて4等級に分かれています。機能障害というのは簡単に言えば動かすことができなくなった、もしくは動かしづらくなった状態のことです。

一番重いもので「両上肢の機能が全く失われたもの」一番軽いもので「片方の上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」となっており、程度に応じて6等級に分かれています。変形障害というのは治療において偽関節を残すことになった、もしくは骨癒合に不良があるなどの場合のことです。程度に応じて3等級に分かれています。


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交通事故の後遺障害の種類

交通事故に寄る後遺症と聞くと、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。むちうちや腰痛など、慢性的な痛みや、身体の欠損などは想像しやすいかと思います。このような後遺症を負ってしまった場合、治療費などの他に損害賠償を請求することが可能です。しかしながら、どのような後遺症でも請求できるわけではありません。自賠責に後遺障害として等級認定されてはじめて、その等級に応じた損害賠償を請求できるのです

弁護士その等級は非常に細分化されており、主に後遺障害の残った部位と、症状の程度に応じて1級から14級まで分かれています。1級が一番重く、例えば全身麻痺や、両目の失明などがこれに当たります。交通事故に巻き込まれてこれまでどおりの生活や労働ができなくなってしまった場合に、どうしてもお金は必要になりますので、損害賠償を請求するのは当然の権利です。しかしながら、後遺障害について詳しく知らなかった、もしくは担当の医師が後遺障害の診断に詳しくなかったため適正な診断書を書いてもらえなかったというような理由から、適正な金額を請求できないというケースが多くあります。もしも後遺障害が残ってしまった場合、まずは弁護士等の後遺障害に詳しい専門家に相談するようにしましょう。

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