上肢機能障害について

上肢の後遺障害上肢の後遺障害について説明します。上肢とは簡単に言えば腕と肩のことです。正確には、鎖骨、肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨の5つの骨で構成されており、この部分の骨折や脱臼、神経麻痺などによって後遺障害が引き起こされます。また、肩が上がらない、腕が曲がらない、もしくは上がりにくかったり、曲がりにくかったりという可動域の症状も後遺障害に含まれます。

上肢の後遺障害の認定基準は「欠損障害」「機能障害」「変形障害」の3つに分かれます。欠損障害というのは文字通り上肢の一部が事故によってなくなってしまった場合のことを指します。一番重いもので「両上肢をひじ関節以上で失ったもの」一番軽いもので「片方の上肢を手関節(手首の関節)以上で失ったもの」となっており、程度に応じて4等級に分かれています。機能障害というのは簡単に言えば動かすことができなくなった、もしくは動かしづらくなった状態のことです。

一番重いもので「両上肢の機能が全く失われたもの」一番軽いもので「片方の上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」となっており、程度に応じて6等級に分かれています。変形障害というのは治療において偽関節を残すことになった、もしくは骨癒合に不良があるなどの場合のことです。程度に応じて3等級に分かれています。


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