首の後遺障害について

首の後遺障害について説明します。交通事故によって首に外傷を負った場合、頸髄損傷によって身体の麻痺や感覚障害、尿路障害などの後遺障害が残ったり、頸髄を損傷していなくても、首の痛みや手足のしびれが残ったりする場合があります

後遺障害頸髄の損傷に寄る後遺障害は症状の程度に応じて3等級に分かれています。一番重いものは1級1号にあたる「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」となっており、麻痺の程度と要介護の程度によって認定されます。一番軽いもので3級3号にあたる、「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの」となっており、軽度の四肢麻痺や中等度の対麻痺が認められればこれに認定されます。

また、交通事故でよく聞くむち打ち症も首の後遺障害のひとつです。むちうちは正式名称ではなく、「頚椎捻挫」、「頸部挫傷」、「バレ・リュー症候群」、「外傷性頸部症候群」などと診断されます。むち打ち症の症状は、首の痛みや手指のしびれ、肩こり、吐き気、頭痛などがあります。等級認定に関しては、労働能力喪失率と労働能力喪失期間を参考に決定します。むち打ちは他覚所見がないなどの理由で後遺障害として認められないケースも多いため、医師の診断とレントゲンなどの写真等、資料をしっかりと集めるようにしましょう。


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